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確率・統計

エントロピーの最大化による正規分布の導出

この記事では、エントロピーを最大化する確率分布を求めることで、正規分布$$\mathcal{N}(x|\mu,\sigma)=\frac{1}{\sqrt{2\pi\sigma^2}}\exp\left\{-\frac{1}{2\sigma...
機械学習・AI

ROC-AUCの95%信頼区間の求め方

ROC曲線による評価を行っている論文を読むと、ROC-AUC(ReceirerOperatingCurve-AreaUndertheCurve)の値の横に95%信頼区間が表示されていることがわかる。通常、信頼区間の範囲は既存の関数を用いて算...
数学

コンパスによる正五角形の作図とその証明

相互に接する円をコンパスでいくつか描画することにより、正五角形を作図する方法があると知ったのでここに記録する。コンパスを使って正五角形を描く<手順1>点Oを中心とする円(円Oとする)の中に、半径が半分の円が2つ入るように作図する。(十字線は...
量子論

密度行列の部分転置についての解説と実装

$$\newcommand{\bra}{\left\langle#1\right|}\newcommand{\ket}{\left|#1\right\rangle}$$密度行列の部分転置定義中原幹夫「量子物理学のための線形代数=ベクトルから...
量子論

中原幹夫「量子物理学のための線形代数 =ベクトルから量子情報へ」p.53 ベイカー-キャンベル‐ハウスドルフの公式の応用について

p.53の内容は、\(e^{tA}e^{tB}=e^{Z(A,B;t)}\)を満たす\(Z(A,B;t)\)の一般的な計算(ただし、\(Z(A,B;t)=\sum_{k=0}^\inftyZ_kt^k\))である。\(Z_3,Z_4\)の計...
歴史・政治学

システム変動分析に基づく紛争予測についての展望 ―「紛争勃発の予測」から「前紛争状態の予測」へ

はじめに近年、平和・紛争分析の分野において「紛争の予測」は注目を集め、機械学習などの新しいコンピュータ技術を用いた研究も多く発表されている(Hegreetal.2017)。その背景には、かつての平和・紛争分析において重視された「過去の紛争を...
歴史・政治学

経済制裁の国際政治学―中間的戦略の効果と問題点

経済制裁とは、相手国に対する経済的手段を用いた一方的かつ対立的な外交政策であり、具体的には海上封鎖、海外資産の凍結、経済援助の停止、国連安保理の決議などとして実行される。経済政策は、軍事的制裁などのコストの高い政策手段と、外交抗議などの効果...
歴史・政治学

イタリアの民主化 1870s~1920s

1861年にサルデーニャ王国により統一されたイタリアは、フランスにならって中央集権的な制度を導入した。しかしイタリアの地域割拠的な風土の上に、上からの中央集権制度を導入したため、制度と文化の乖離という現象が生まれ、これがイタリア的な政治的無...
Python

部分従属プロットを、sklearnのあらゆる分類器に実装する(partial dependence plot)

部分従属プロット(partialdependenceplot)部分従属プロット(partialdependenceplot)とは、分類器が学習を行った際に、どの変数がどの程度クラス分類に影響しているかを視覚的に表す方法である(詳細な説明・原...
半導体からコンピュータへ

全加算器(n bit加算器)の回路図と動作原理

概要「全加算器とは何か?」全加算器を構成する回路図を読み解いて、その動作原理を解説する。この記事を読むことで、半加算器の桁上げ処理を連結し、任意の桁の足し算を行う回路を作る方法が理解できる。関連記事この記事はシリーズ「半導体からコンピュータ...